役員運転手はきつい!といわれる7つの理由とやりがいについて

2023.06.21

役員運転手は高度な運転技術だけでなく、ビジネスマナーや気配りなどホスピタリティも求められるため「きつい」「大変」「難しい」という意見があります。

 

そこで本記事では、役員運転手がきついといわれる理由を解説します。

 

また、役員運転手はお客様から直接感謝される機会が多く、やりがいのある仕事です。

現役の役員運転手がやりがいを感じるポイントについてもご紹介するため、役員運転手を目指している方はぜひ参考にしてください。

 

 

 

 

1. 役員運転手がきついといわれる7つの理由

 

役員運転手の仕事は「きつい」「大変」「難しい」という印象を持たれがちです。

 

以下では、役員運転手がきついといわれる理由を7つ解説します。

 

1-1. 高度な運転技術が求められるから

 

1つ目は「高度な運転技術が求められるから」です。

役員運転手は、高度な運転技術と地理知識が求められるため「きつい」と感じられる場合があります。

 

役員の命を預かる仕事のため、安全運転を心がけるだけでなく乗り心地のよい運転技術が求められます。

社用車は左ハンドル車や大型車の場合が多く、普段から乗り慣れていない車より急発進・急ブレーキ・右左折などに気配りしながら運転することが重要です。

 

また、役員はタイトなスケジュールで働いている場合も多いでしょう。

急な予定変更や渋滞があっても、次の予定に遅れないよう臨機応変に対応できる地理知識も必要です。

無事故無違反は当然でありながら、常に気を張って運転するため「きつい」と感じるかもしれません。

 

1-2. ハイクオリティなビジネスマナー・気配りが求められるから

 

2つ目は「ハイクオリティなビジネスマナー・気配りが求められるから」です。

役員運転手の主な仕事は運転ですが、同じくらい重要視されるのがホスピタリティの高さです。

人並み以上のマナーや気配りが求められることから「きつい」と感じられる場合があるでしょう。

 

また、お客様は企業の重役や役員などVIPな方ばかりです。

訪問先でも他社の役員と接する機会が多いため、企業の評判を落とさないよう社外の方にも礼節をわきまえる必要があります。

自然とビジネスマナーや気配りができるようになるには、日頃から心がけて習慣化することが大切です。

 

1-3. 徹底した守秘義務が求められるから

 

3つ目は「徹底した守秘義務が求められるから」です。

役員運転手は、企業の重役や役員を相手にするため守秘義務が厳しいのも「きつい」といわれる理由の一つでしょう。

 

企業の情報だけでなく、役員との会話の中で重要な情報を知ってしまう場合もあります。

しかし、業務中に知り得た情報は、相手が家族であっても口外することは絶対にあってはなりません。

 

また、守秘義務が厳しいことから、仕事に関する悩みや相談を家族や友人に話せずストレスがたまってしまうのも「きつい」といわれる理由の一つでしょう。

 

1-4. 時間管理能力が求められるから

 

4つ目は「時間管理能力が求められるから」です。

 

役員運転手は役員のスケジュールに合わせて勤務します。

そのため「何時までにどこへ移動するのか」を正確に把握し、分刻みでスケジュールをこなす高い時間管理能力が求められます。

その日の交通状況や、急な予定変更にも対応できる臨機応変さも求められるため「きつい」と感じる方もいるでしょう。

 

1-5. プライベートが犠牲になりがちだから

 

5つ目は「プライベートが犠牲になりがちだから」です。

役員運転手とは、主に企業の重役や役員を目的地まで送迎する専属ドライバーです。

 

朝晩の送迎はもちろんですが、接待の飲み会やゴルフ会場への送迎などで夜遅くまたは休日出勤する場合もあります。

休日出勤や残業時間の手当はあるものの、役員のスケジュールに合わせて勤務するためプライベートが犠牲になりがちです。

そのため、自分の予定を優先するのは難しく「きつい」と感じられるでしょう。

 

1-6. 勤務時間が長く不規則だから

 

6つ目は「勤務時間が長く不規則だから」です。

日中の送迎のみの日もあれば、夜の会食や休日のゴルフへ送迎し長時間勤務になる場合もあります。

役員運転手は役員のスケジュールに合わせて勤務するため「不規則できつい」と感じる方もいるでしょう。

 

しかし「運転している時間よりも待機時間が長いから実際はきつくないのでは?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

待機時間が長いとはいえ、自宅で自分の時間を過ごすのと、車内で気を遣いながら待機しているのではリラックスできる度合いが大きく異なります。

時間が不規則なうえに、長時間仕事に拘束されるため「きつい」と感じてしまう場合があるでしょう。

 

1-7. 身だしなみに気を遣うから

 

7つ目は「身だしなみに気を遣うから」です。

役員運転手はいつ・どこで・だれに見られてもよいよう、常に身だしなみを整えておく必要があるため「きつい」と感じる方もいるでしょう。

 

役員運転手は服装だけでなく、髭を剃る・髪型を整えるなどを意識することも大切です。

清潔感がなく自由な格好をしていると、役員や取引先の方を不快な思いにさせてしまう恐れがあります。

そのため、周りから見たときに好印象を与えられるような服装や身だしなみを心がけることが重要です。

 

2. 役員運転手のやりがいや魅力とは?

 

役員運転手は「きつい」と感じられる一方で、とてもやりがいや魅力のある仕事です。

やりがいや楽しさを感じられれば、きつい場面があっても乗り越えられるでしょう。

 

以下では、役員運転手はどのようなことにやりがいを感じるのかを解説します。

 

2-1. 役員や企業の重役から信頼を得られたとき

 

役員運転手は、移動中は必ず役員と一緒に行動するため、付き合いが長くなるほど信頼関係ができていきます。

役員から「いつもありがとう」と感謝の言葉をいただいたり、取引先の役員など他社のお客さまに運転や気配りを褒められたりするため、やりがいを感じられるはずです。

 

また、役員や企業の重役から信頼を得て、頼れるパートナーとして認識してもらえるようになったときもやりがいや楽しさを感じられるでしょう。

 

2-2. 高級車を運転するとき

 

車が好きな方は、普段は乗ることができないような高級車や大型車などを運転できるため、やりがいや楽しさを感じられます。

高級車となれば緊張感もありますが、憧れの車に乗れるのは役員運転手の大きな魅力の一つです。

 

また、経験を積むことで運転技術も向上するでしょう。

自分の運転技術が向上したとなれば、よりいっそうやりがいも感じられます。

 

3. まとめ

 

今回は、役員運転手がきついといわれる理由や、どこにやりがいを感じるのかを解説しました。

 

役員運転手は求められるスキルも高いうえに拘束時間が長いなどと大変な仕事ではありますが、その分やりがいや魅力も多く感じられます。

 

車の運転が好きな方や人の役に立てる仕事がしたい方は、役員運転手の仕事に挑戦してはいかがでしょうか?

 

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