専属ドライバーになるには?必要な資格やスキルをFAQ形式で紹介
2023.09.01
専属ドライバーは、派遣している企業または募集している企業の求人へ応募することでなれます。
スタイリッシュな身のこなしと、丁寧なビジネスマナーでお客様のおもてなしをする専属ドライバーは、運転が好きな方なら一度は憧れるのではないでしょうか?
今回は、専属ドライバーの仕事内容や平均月収についてご紹介します。
就職や転職をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
1. 専属ドライバーになる方法
専属ドライバーとして働く方法は、主に以下の通りです。
・専属ドライバーを募集している会社へ就職する
・専属ドライバーの派遣会社へ就職する
それぞれの専属ドライバーになる方法や特徴を解説しますので、参考にしてください。
1-1. 専属ドライバーを募集している会社へ就職する
自動車で移動する機会が多い経営者や役員がいる企業では、専属ドライバーを自社採用している場合があります。
募集している会社に直接雇用されるため、その会社の一員として経営者や役員のスケジュールに合わせて運転業務にあたります。
雇用形態は、正社員や契約社員のほか、パート・アルバイトなど専属ドライバーを募集している企業によってさまざまです。
自社採用の専属ドライバーの求人情報は、ハローワークや就職・転職情報サイトから探し、応募できます。
募集している企業によって運転業務のほか、経営者や役員の「秘書」として働く場合もあるため、資格の取得が求められることもあります。
1-2.専属ドライバーの派遣会社へ就職する
専属ドライバーを派遣している会社へ就職する方法もあります。
自社採用との違いは、派遣元から契約先へ出向いて業務にあたるため、担当する経営者や役員は「お客様」となることです。
自社採用と同じように専属ドライバーの派遣会社も、ハローワークや就職・転職情報サイトに求人情報を掲載しています。
また、派遣会社が行っている公式Webサイトでも求人募集をしている場合があります。
社員研修や講習を設けている派遣会社が多く、未経験でも専属ドライバーとして活躍できる環境が整えられているため安心です。
派遣会社は、上司や先輩となる方も同じ専属ドライバーであるため、困り事があった場合すぐに相談できます。
2.専属ドライバーの概要
専属ドライバーについて以下、3つのポイントでご紹介します。
・仕事内容
・平均年収
・休日
専属ドライバーが、どのように働いているのか把握しましょう。
2-1.仕事内容
専属ドライバーの主な仕事は、会社経営者や役員、芸能人などのVIPを目的地まで時間通りにお送りすることです。
ご自宅への送迎のほか、会議や商談、接待へ出向く際の運転も必要になります。
車の運転以外にも、洗車や車輌点検、業務日報の作成、来客時の対応などを行います。
担当者のスケジュールに合わせて一緒に動くため、1日中車を運転する日もあれば、運転が不要な日もあります。
基本的には1人で進められる仕事ですが、目的地の変更や送迎時間の変更など、業務連絡をきちんとできるコミュニケーション能力が求められます。
2-2.平均月収
企業や地域によって異なりますが、専属ドライバーの平均月収は25万円です。
担当者のスケジュールに合わせて稼働するため、残業が多い方の担当になった場合は残業代が発生します。
昇給やボーナスの支給、交通費全額負担をしている会社もあります。
専属ドライバーの求人へ応募する際は、どのような給与形態なのかも必ずチェックしましょう。
2-3.休日
専属ドライバーは、土日祝日の休みが基本です。
そのほか、有給休暇の取得、夏季・年末年始休暇を設けている会社もあります。
新型コロナウィルス感染症が5類に移行したことにより、会議や商談、接待を対面で行う機会が増えました。
そのため、土日祝日に接待があると目的地までの送迎を依頼される場合もあるため臨機応変な対応が求められます。
このように休日出勤があった際は、休日出勤手当や代休を設けて対処しています。
担当者の予定によって休みの希望が通らないこともありますが、会社と連携をとって、きちんと休暇を取得できる体制を整えている会社が多いです。
3.専属ドライバーについてFAQ
スタイリッシュな身のこなしで、目的地まで担当者を送迎する専属ドライバーについて知りたい情報をFAQ形式で紹介します。
専属ドライバーへの就職や転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
3-1.専属ドライバーになるために必要な資格や経験はありますか?
専属ドライバーは「普通自動車第一種運転免許」と「自動車の運転経験」が必須で、特別な資格は不要です。
自社採用の場合、専属ドライバーの職務経験を求められる場合もありますが、派遣会社であれば未経験でも就職できます。
また、以下のような資格や経験があれば、優遇して採用される場合があります。
・普通自動車第二種運転免許
・左ハンドルの運転経験
普通自動車第二種運転免許を所持していれば、ハイヤーの運転が可能なため、業務の幅が広がります。
また、担当者によって所有している自動車の運転を依頼されます。
左ハンドルの自動車になる場合もあるため、左ハンドルの運転経験があれば担当者も安心して運転を任せられるでしょう。
3-2.専属ドライバーに求められるスキルは何?
専属ドライバーは、会社上層部の方が乗車している車を運転するため、丁寧できめ細やかな対応を求められる場面が多くあります。
目的地までに時間どおりに到着する地理力や自動車への知識はもちろんですが、高度なビジネスマナーやコミュニケーションスキルが求められます。
ビジネスマナーやコミュニケーションスキルが高ければ、担当者の信頼も厚くなり、良好な関係性を築けます。
自社採用の専属ドライバーへ応募する際は、このようなスキルをあらかじめ身に付けておく必要があるといえるでしょう。
ビジネスマナーやコミュニケーションの面で不安がある方は、研修制度が手厚い派遣会社へ就職すると学びの機会を得られます。
また、守秘義務を徹底する必要があるため、車内で見聞きした情報は一切口外してはいけません。
専属ドライバーは会社上層部の方の近くで仕事をする以上、より丁寧な仕事が求められます。
3-3.待機時間に専属ドライバーは何をしていますか?
担当者が会議や商談に行っている間は「待機時間」と呼ばれ、車を運転していませんが、勤務時間に該当します。
そのため、車内の清掃や洗車、車輌点検をして、いつでも車を回せる位置で担当者の帰りを待つ場合がほとんどです。
しかし、長時間の待機が必要な際は、体を休めて次の運転に備えておくのも重要なため、休憩時間とする場合もあります。
場合によっては、他部署の雑務や担当者から依頼されたお使いなども行います。
また、秘書を兼務している専属ドライバーの場合、待機時間中にスケジュール調整やアポ取り、メール・電話対応なども行います。
4.まとめ
専属ドライバーになるには「自社採用をしている企業で働く方法」と「専属ドライバーを契約先へ派遣している会社で働く方法」の2種類あります。
どちらも専属ドライバーに変わりありませんが、未経験で専属ドライバーになりたいと考えている方は派遣会社を選ぶとよいでしょう。
そして現在、専属ドライバーの需要が高まっており、多くのドライバー派遣会社が人手不足に悩んでいます。
中でも「セントラルサービス株式会社」は、年齢や性別は問わず、未経験の方でも安心して働けるよう研修制度を設けていると評判です。
求人の詳細は「求人募集」に掲載していますので、専属ドライバーに興味がある方は、ぜひ応募してはいかがでしょうか?