プロドライバーが持つべき5つの心得!必要な人財として意識すべき心構え3選
2024.04.30
運転が好きで、仕事でも運転する職業につきたいという方はいらっしゃるかと思います。
しかし、ただ運転ができるだけでは仕事を円滑にこなすことはできません。
プロのドライバーとして心得ておくべきことがあり、それらを意識できていなければ、仕事が円滑に行えないだけでなく、必要とされない可能性すらあるでしょう。
そこで、当記事では、プロドライバーを目指すなら知っておきたい5つの心得をご紹介します。
くわえて、企業に求められるプロドライバーとなるための心構えも解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
1. 今からでも目指せるプロドライバーの定義とは?
プロドライバーは、運転ができればよいという仕事ではありません。
運転手の行動は、企業の印象につながります。
運転のプロとして周囲の模範になる必要があるのです。
まず、プロドライバーがどのような仕事なのか定義付けます。
1-1. プロドライバーの仕事
プロドライバーは、人や物を乗せて運転する仕事です。
・タクシーやハイヤー、バスなどの旅客運送
・会社の役員や芸能人などの専属送迎
・青果や商品、宅配物などの物流
プロドライバーとしてかかわる仕事は多種多様あります。
1-2. プロドライバーに必要な資格
プロドライバーに必要な資格は、就く仕事によって違います。
・普通自動車一種免許
・普通自動車二種免許
・けん引免許
※車両規格により中型・大型免許が必要
営利目的の旅客運送では第二種免許が必要です。
専属運転手の場合は、企業が所有する自家用車を使用するため、第一種免許で業務できます。
1-3. プロドライバーとしての働き方
プロドライバーの働き方は、業務内容によりさまざまです。
運転手の募集をしている企業に就職するのが一般的です。
正社員、契約社員、パートやアルバイトなど、雇用形態も一律ではありません。
業務時間は日中だけでなく、早朝・深夜となる場合があります。
夜間送迎、拠点間での物流の場合、夕方以降での業務になるからです。
休日も週末になるとは限りません。
業務によっては、平日が休みになる場合もあります。
長期休暇シーズンが繁忙期となる企業の場合、休日が周囲とズレたり、長期連休がないケースもあります。
1-4. プロドライバーに求められるスキル
プロドライバーは仕事内容に応じた業務スキルが求められます。
タクシー運転手であれば、お客様に対しての接遇が大切です。
役員運転手や専属運転手の場合、コミュニケーションスキルやビジネスマナーも求められます。
活躍したい職種で必要なスキルを事前に理解しておくとよいでしょう。
2. プロドライバーとして持つべき5つの心得
プロドライバーは、誰かの大切なもの、もしくは人を安全に目的地まで運ぶ使命を持って運転する職業です。
安心して仕事を任せてもらえる、プロとしての意識と責任を持った行動が必要になります。
ここでは、プロドライバーとして持っておくべき5つの心得をご紹介します。
2-1. プロドライバーの心得①|安全第一
プロドライバーとして最も重要な心得は安全第一ということ。
企業がプロドライバーを採用する一番の理由は、交通事故を防げることです。
一般のドライバーより安全意識が高く、事故を起こす可能性が低いのがプロドライバー。
そのため、安全第一は何事にも譲れないという心得が重要なのです。
2-2. プロドライバーの心得②|交通ルールの遵守
安全第一につながる重要な心得に、交通ルールの遵守もあります。
規制については、道路標識や表示によって知らされます。
それらの意味を知らなかったので守れなかったではプロ失格です。
交通ルールを理解し、しっかりと遵守する意識が大切です。
2-3. プロドライバーの心得③|思い込みを捨て責任感を持つ
プロドライバーは、思い込みを捨てた運転をする必要があります。
道路上には、別の車両、自転車やバイク、歩行者など、それぞれ意思を持って動いています。
相手の動きを自分の思い込みで予想していると、予想外の動きをされた時点で事故になります。
思い込みを捨てた責任ある運転が求められます。
2-4. プロドライバーの心得④|思いやりを持つ
運転手は、周囲の一般の方への思いやりを持つことも重要です。
歩行者が横断しようとしているときや、狭い路地での対向車などには、道を譲ってあげるとスムーズに双方が移動できます。
運転があまり上手でない方の場合、譲ってもらえると安心して運転することができます。
周囲からうける企業評価にもつながるため、思いやりの心を持った運転は重要なのです。
2-5. プロドライバーの心得⑤|心身ともに健康を保つ
プロドライバーであれば、心身ともに健康を保つことが大切です。
運転には、集中力と判断力が必要です。
心身が不健康な場合、業務を遂行できない可能性がでてきます。
不安を抱えた心理状態や、体調不良の状態では運転に集中できず、判断力が鈍くなってしまい事故を起こしかねません。
プロとしてハンドルを握るかぎり、自分の健康は自分で守る意識も重要なのです。
【関連記事】 プロドライバーとしての自覚を身につけるポイント5選!習得方法も解説
3. 企業に求められるプロドライバーになるための心構え3選
企業は安全かつ円滑に業務を遂行できるドライバーを求めます。
5つの心得を意識して行動できれば、企業の求めるドライバーにはなれます。
さらに企業が手放したくないプロドライバーになるためには、次の3つの心構えが重要です。
3-1. 事故を未然に防ぐ心構え
企業は事故を起こさないプロドライバーを求めて採用します。
事故を未然に防ぐ努力をしているドライバーとなれば、企業として手放したくないドライバーだといえます。
自分が搭乗する車両の日常点検をしっかり行い、普段から異常がないか確認して事故を未然に防ぐことは、とても重要な行動です。
手を抜かずにしっかりと日常点検を行うなど、事故につながる要因確認を行えるのが真のプロだといえます。
3-2. 顧客満足度を意識した心構え
企業が手放したくないプロドライバーは顧客満足度も高い傾向にあります。
運転するだけでなく、企業の営業面についても意識しているからです。
コミュニケーションをうまく取り良好な関係をお客様とも築けるので、顧客満足度が高いのです。
顧客満足度につながるコミュニケーションは、仕事に合わせて何が求められるかは違います。
そのため、どのようにすれば顧客満足度を上げられるかを意識することが重要になるのです。
3-3. 企業の名前を汚さない心構え
企業が手放したくないドライバーは運転することで企業ブランドを向上させられる人です。
会社によって、企業名が入った車両を使っている場合があります。
そのため、ドライバーの運転次第では、企業の名前を汚してしまう可能性があるのです。
最近では動画や写真を撮り、SNSなどで公開されることが多くあります。
企業の名前を汚さない運転の心構えも重要なのです。
4. まとめ
プロドライバーとして意識しておきたい心得5つにくわえて、企業が手放したくないドライバーになるための心構えもご紹介しました。
これらの心得や心構えを意識して、企業が手放したくないプロドライバーを目指しましょう。
これからプロドライバーを目指す方におすすめなのは役員運転手です。
自分の得意な運転技能を活用できるだけでなく、ビジネスマナーや接遇などのスキルも身に付けられる仕事だからです。
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